2021年6月13日(日)に開催された RIZIN28 東京ドーム大会。
豪華すぎる対戦カード、入場、演出どれも最高でしたが、唯一の不満は「リング(ロープ)」。
なぜRIZINは、ケージ(金網)ではなく、「リング」なのか?
榊原さんがリングでやる理由を話している動画があったので紹介します。
RIZIN28 東京ドームのリング(ロープ)のモヤモヤ
まずリングへの不満について。
東京ドーム大会では、リング(ロープ)関連でモヤモヤすることがたくさんありました。
- 斎藤裕選手、ケラモフ選手に投げられてリング下に落下。(そのせいか分かりませんが、眉をカットし流血)
- ケラモフ選手、ロープつかみで減点。
- 元谷vs岡田、元谷選手がロープの外へ。(下には落ちませんでしたが危なかった)
- 元谷選手がロープをつかんでいるように見えた。(注意なし)
- ベイノアvsやます、ベイノア選手がロープつかみで減点。
- 「ストップ! ドント・ムーブ!」で試合中断多数。
など。
そのせいで、
- ロープつかみの減点が無ければ、勝ってたかも?
- 「ドント・ムーブ」がなければ、倒せたかも?
- この選手はロープつかみで減点されたのに、この選手は注意すらされなかった!レフェリーがおかしい!
などと考えてしまいます。
本当は素直に選手の勝利を喜びたいのに、リングのせいでモヤモヤします・・・。
これらの問題は、ケージ(金網)に変えれば全て解決するのでは?
ロープつかみがなくなれば正確な実力勝負ができるし、ファンにとっても、選手にとっても、良いことしかない気がするのですが。
なぜRIZINはリングにこだわる・・・?
RIZINがリング(ロープ)の理由とは?(榊原×ダナ・ホワイト対談動画)
RIZINのYoutube動画「【密着】榊原信行」で、榊原さんがUFCの代表 ダナ・ホワイトさんと対談しました!
RIZIN(PRIDE)のリングについて話していたので、気になった個所を引用します。(動画10:00~参照)
榊原
ケージの舞台ではUFC以上のものが絶対生まれないと思うんだ ダナがやってる限りね だったら我々はユニークな違うキャラクターとしてリングを使う
全く新しいチャレンジで 自分たちの舞台の新しいスターを今一生懸命つくり出してる
ダナ・ホワイト
正直に言うとPRIDEの唯一の弱みはリングだと思っていた
リングは試合の流れを妨げる
試合を止めて選手たちをロープから離さなければいけない
形に工夫して新しいものにしてみるのもアリかもしれない
ケージだととにかく試合が途切れないのが大切でその分試合内容が面白くなる
当時の選手たちにもPRIDEのファイトマネーは魅力的だった
ただ金網ではなくリングの中で戦うのを嫌がる選手たちがいた
PRIDEが金網だったらよりたくさんの選手たちが参戦していただろう
榊原
僕からすると同じものをUFC・ダナの真似してつくってもしょうがないんで
だからそういう意味ではもっとエンターテイメント性を高めて 音楽とかいろんなカルチャーをミックスしたショーにするとか 少し違うアプローチを考えてます
リングはケージに変えるのは別に難しいことではないと思うんだよね
ただリングの良さはフロイドとかがこの前天心とやったりとか キックボクシングができたり ボクシングができたり いろんなマーシャルアーツも MMA以外のものも同時にミックスしてやれたりするところは ユニークなチャレンジができる点かなと思いますね
こんなふうに、「リング vs. ケージ」の対話がなされていました!
上記をまとめると、
- ダナさん「リングは試合の流れを妨げる」から、ケージの方が面白い。
- 榊原さん「MMA以外のものも同時にミックスしてやれる」から、リングの方がユニークで良い。
ということになりますが、この榊原さんの言い分では、まだ納得できません・・・。
ケージ(金網)に期待
榊原さんは「MMA以外のものも同時にミックスしてやれる」から、リングを使うと話しましたが、ケージでもできるのでは?
ONE championshipという格闘技団体は、MMA・キックボクシング・ムエタイ、すべて同じ金網でやってます。
実際に、RIZIN選手とファンの何割がリング派か、ケージ派か、アンケートを取ってみて、もし大多数がケージ派なら、思い切ってケージに変えて欲しい!
榊原さんの「ケージに変えるのは別に難しいことではない」という言葉が本当なら。
いきなりケージではなくとも、ダナさんのアドバイスを聞いて、せめてリングの形を工夫してくれることを願います!
とMMA観戦初心者が好き勝手を言ってみました(逃)