今回は、2021年6月13日(日)に開催された、RIZIN28 東京ドーム大会の試合結果と感想です!
全10試合、どれも見どころ・ツッコミどころ満載で楽しめました。
あんなに感動できるものって他にないです。命削って魅せてくれる選手に感謝。
RIZIN LIVEの前売りチケット(5000円)買って良かった。
ただし、アーカイブ映像の視聴期間は1日だけじゃ短すぎる!もっと延ばしてほしいです。
RIZIN.28(2021.6.13 東京ドーム)試合結果&感想
第1試合:弥益ドミネーター聡志 vs. “ブラックパンサー”ベイノア
試合結果:弥益(判定2-1勝利)
ベイノア選手最高!
入場も試合も見た目も華やかでRIZINに向いてる。
ベイノア選手の入場が個人的に一番盛り上がりました!
道着を破り捨て、パンツ姿になったとき大興奮!パンツが似合うし、肉体美が眩しかった(笑)
ベイノア選手はいつからMMAの練習を始めたのか記者に問われて、「ずっと」と答えていたので、嘘でしょ~!?と思っていましたが。初MMAにかかわらず、予想をはるかに超えて魅せてくれました。肘で打ったり、踏みつけたり、鉄槌など。
ロープつかみのイエローカード・レッドカードが無ければ勝てたかも?
ただ、3Rに「アー!」とか声を出していたのが気になった。
やます選手は直前のオファーを受けた時点で、すでに規定体重の「73kg」を下回っていたとか。前日計量でもパン片手に体重計に乗っていました。
リング上でもベイノア選手の方が体が仕上がっていて少し大きく見えました。
試合後やます選手のツイッターで知りましたが、1Rのパンチで右目の眼窩底骨折していたとか。それで勝てて凄い。
また試合中のベイノア選手の声出しにビックリしたと言っていました。相手の耳の近くでの声出しは、ルール上OKなのかな?
第2試合:シビサイ頌真 vs. スダリオ剛
試合結果:シビサイ(3R チョーク勝利)
正直スダリオ選手は負けて嬉しいのでは。
本当のMMA選手と試合がしたいと言い続けていたので。
MMAの実力を証明してくれて、こちらも嬉しかったです。
スダリオ選手の方が手数が多くて試合を盛り上げていた気がしました。2R最後の連打もカッコよかった!
シビサイ選手は2Rは手数が少なくてつまらないと思ってしまいましたが、3Rで華麗にチョークを決めてカッコよかった!このチャンスを狙っていたのか!と納得。
勝利後の笑顔が印象的。
第3試合:斎藤裕 vs. ヴガール・ケラモフ
試合結果:斎藤(判定2-1勝利)
1R。斎藤選手がケラモフに投げられ、リング下に落ちる。右眉をカットし流血しても顔色変えずに冷静。
リング危ないし嫌。
2R。ケラモフにイエローカード。ロープとショーツ掴みのため。
判定2‐1の接戦で斎藤選手が勝ち。
斎藤選手はカットした右目が腫れて病院で6針縫ったそうです。
斎藤選手のYoutubeによると、ケラモフ選手は傷口に打撃を当てたり、目に指を入れたりと、ダーティーな戦い方をしていたらしい。外国人選手には多いらしいです。
斎藤選手が勝ってくれて嬉しいです。地味だけど強くて真のチャンピオンという感じがカッコイイ。
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第4試合:元谷友貴 vs. 岡田遼
試合結果:元谷(判定3-0勝利)
RIZINバンタム級トーナメント2021一回戦、開幕!
元谷選手が打撃で常に優勢だったように思います。正直もっと接戦になるかと思いました。
岡田選手は初めてのRIZINルール、7~8年ぶりのリングでの試合ということで、不慣れなところがあったのかも。2Rくらいから声を出していて苦しそうでした。
試合後の岡田選手のYoutubeで知りましたが、減量もかなり苦労したらしい。いつも修斗では61.2kgで、今回のRIZINは61kg契約。減量を長期間続けていると、お風呂でも汗が出にくくなるので、かなりの高温のお湯につからないといけなかったとか。命をすり減らしている厳しさを知りました。
反対に元谷選手はRIZIN旗揚げ戦からRIZINで11戦程経験しているので、リングの広さの使い方やロープの使い方を熟知していました。ただ一点、岡田選手にテイクダウンされそうになった時にロープをつかんでなかったか?注意も与えられなかったのがモヤモヤしてます・・・。
元谷選手は顔色変えずに戦うところがサイボーグっぽくてかっこいい。
あと銀色のショーツとTシャツもおしゃれ!スポンサーは「ichika」という石川県のハウスメーカー。今まで「ichiko」かと思ってました。
今回のバンタム級トーナメントのグローブは両選手ともに赤色になりました!どっちが青コーナーか見分けずらいですが、青コーナーの選手も気合入りそうで良いかも。
第5試合:扇久保博正 vs. 春日井“寒天”たけし
試合結果:扇久保(判定3-0勝利)
おぎちゃんが苦戦していると思ったら、なんと1Rで右手を骨折していたらしい!
だから漬物石と化して戦うしかなかったと。
確かに春日井選手の頭、固そう・・・。
試合直後のYoutubeライブでは、9月の2回戦は心配ないとのことでしたが本当でしょうか。
今回のRIZIN live チケットはおぎちゃんの応援コードを入力して購入したので、勝ってくれてひと安心!この後も応援してます!Youtube「おぎちゃんねる」も楽しみにしてます。
春日井選手は入場曲が最高!
「かーすかーす春日井たけしー♪」
Youtubeの歌が入場曲だったんですね。
Youtubeで気にしていた「タンクトップ焼け」も日サロ通いのお陰で、まったく分からなくなっていました!
おぎちゃんいわく、春日井選手の黒さに驚いて笑いそうになったとか。
春日井選手は強くて、キャラクターも濃くて、バンタム級トーナメントを盛り上げてくれました。
第6試合:石渡伸太郎 vs. 井上直樹
試合結果:井上直樹(1R TKO勝利)
ベストバウト!
予想に反して、石渡選手が先に打撃をあてて井上選手がぐらついた!石渡選手が勝つのか??!と思った矢先、井上選手が打撃で反撃、サッカーボールキックで試合終了・・・。
短時間のうちにドラマがありすぎ。心臓バクバクの大興奮の試合でした!
井上選手は試合後インタビューで、石渡選手の打撃は試合中は効いたと思わなかったと話しました。
井上直樹選手このまま優勝しそう。
ただ試合後マイクはカッコ悪かった(笑)紙に書いて、RIZINガールに読ませるなんて・・・。せめて自分で読んで!
第7試合:朝倉海 vs. 渡部修斗
試合結果:朝倉海(1R TKO勝利)
渡部選手に勝って欲しかったな・・・。
でも見せ場も作ったし、何度もしつこく足を取りに行ってカッコよかった!
もしかして決まるかも?と期待しましたが残念。
朝倉海選手のパウンド連打は頭が割れそう。ダメージが心配です。
印象的なのは、渡部選手が入場時も、退場時も表情が変わらなかったこと。
穏やかなゆったりした独特な空気が流れていました。
不思議な選手です。覚悟を決めていたのが伝わりました。
試合後インタビューで、今後の展望は、猫と平和に過ごしながら考えるとのこと。
海選手の試合後マイク「強くなって帰ってきました」は正直イラっとしました。性格悪くてすみません。
海選手自身、この試合は勝って当然と言いながらも、ああやって喜ぶというのは、やっぱりプレッシャーが大きかったのか。
次は井上選手と戦って欲しい!
あと、しょこたん(中川翔子)のリングアナは予想以上に良かった。声に迫力がありました。
多少、無理して図太い声を出している違和感も感じましたが、それも含めてカッコいいし可愛いかった。
解説も無駄な間も嫌味もなくて、聞き取りやすい声で上手でした!
第8試合:トフィック・ムサエフ vs. ホベルト・サトシ・ソウザ
試合結果:サトシ(1R 三角絞め勝利)
ライト級タイトルマッチ。
サトシ選手がムサエフに何もさせず三角絞めで圧勝!
新チャンピオン誕生!約束通り日本にベルトを戻してくれました。
アゼルバイジャンから来てくれたムサエフ選手にも感謝。
ムサエフ選手とケラモフ選手は通訳の人が来られず、RIZIN側との意思疎通も難しかったのだとか。入国後の隔離生活など厳しい環境だったはず。
サトシは日本の国歌を選び、May.Jが独唱。上手くて良かった・・・。
ムサエフのアゼルバイジャン国歌は演奏でした。
あと気になったのは、サトシの紹介の時。アナウンサーがカタコトの日本語で「UFCジャナイ。ココ ライジン ダヨ!」と言ったんです。サトシの真似なのかな。バカにしてる気がして気分悪かったです。普通に言えばいいのに・・・。
あのアナウンサーはよく失礼なことをいうイメージ。
第9試合:那須川天心 vs. 大﨑孔稀/HIROYA/所英男
試合結果:ドロー(天心が2Rにヒロヤから1ダウン奪う)
X=所英男選手でした。隠さなくていいのに。変に期待が上がってしまって、なぜかガッカリしちゃいました。しかも「シンデレラおじさん」って紹介が気の毒すぎる・・・。
HIROYA選手も前回のシバター戦につづき、エンタメ試合の直前オファーが見ていてツライ・・・。
大崎選手は試合できて嬉しそうでした。
今回は無理やりのマッチメイクに選手が気の毒に思えました。
しまいには、天心がおじさんをイジメてるように見えましたよ・・・。
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第10試合:朝倉未来 vs. クレベル・コイケ
試合結果:クレベル(2R 三角絞め勝利)
ボンサイ柔術・クレベル選手圧勝!
朝倉未来、タップせず・・・。
失神はショッキングで負けも悔しいのに、正直それを見れて嬉しい自分もいます。
何故タップしなかったのか?と思いましたが、朝倉未来は観客がそれを望んでいることを分かっていたのかも。
朝倉未来は試合中のことをYoutube「試合を終えて」で語っています。以下抜粋。
三角絞めについて。
「コーナーポストに押し付けてる時点で三角は絶対入らないと思ってた」
「気付いたら落ちてた。極まりそうだなとは思ったけど」
失神中のこと。
「落ちてるときに前日の夢を見てた。失神してるときに"明日試合かよ"って思ってたら、歓声がワーーっと聞こえたから、"俺勝つのかな"みたいな感じで起きたら、リングの上だった」
「記憶も全部無くなってないので、"あ、俺負けたんだな"とだんだん思い出した」
今後について。
「悔しさはあるけど後悔はない。今までで一番努力してきた」
「格闘技は正直疲れた。水抜きも死ぬほどつらい」
「引退とかも考えてたんですけど、応援してくれる人の声が多かった」
「朝倉未来は最強じゃないとけないなと思ったので、もうちょっと頑張ってみようかなと思った」
今後はYoutubeも格闘技も頑張っていきたいとのこと。
どちらの姿も見れるのは嬉しいですが、それが本心なら・・・。
RIZIN側は「朝倉未来を逃さない」と言って、無理に引き止めたんじゃないでしょうか。
強くなるぶん、あとに引けなくなる苦しさを感じます。
周りの期待と目標がどんどん大きくなって、自分の意志では引けないのでは、と少し心配。
朝倉未来ファンとしては、もちろんRIZINチャンピオンになって勝利したまま引退して欲しいです!
格闘技・RIZINの面白さを教えてくれた朝倉未来に感謝。
RIZIN 東京ドーム大会 大成功!
全10試合、色んな試合がありましたが、どれも濃い試合が多かったと思います。
個人的MVPは今現在は、ベイノア・井上直樹・朝倉未来の3選手。
朝倉未来は負けてるのに、印象に残りすぎました。どんな結果でも一番の注目を集めるのって凄いことだと思います。
最初の全選手入場のシーンから号泣し、メインカードの朝倉未来の失神でも泣きました。
こんなに感情が揺れ動いて感動することは他にないです。全選手に感謝します。
次は、6/27 RIZIN29 大阪大会。忙しい!
バンタム級トーナメント1回戦の残り4試合が楽しみです!